突然シングルマザーになって必要だった手続き
葬儀が終わったらやることがたくさんありました。
まず、葬儀屋などでやらなくてはいけない手続きについて書かれた冊子を頂きました。
まず区役所に届けを出さなくてはいけませんが、これは葬儀屋さんが代わりに出してくれました。
病院で受け取った診断書の横に付いていて一枚になっているので自分で記入します。
実はこれを病院に受け取りに行ったとき、診断書が5万円もすると知り驚きました。
こういうのに高い安いの基準がよく分かりませんが、急に言われて5万円も持ち歩いていない人の方が多いですよね。
手続きにこの書類の写しが必要になるため、10枚くらいはコピーしておきましょうと冊子に書いてありましたが、葬儀屋さんがコピーしてくれて、その届も代わりに提出してくれました。
世帯主の変更
世帯主が変わりましたよ、との届けを出さなくちゃいけないのね、と思っていたのに届け出があったことで自動的に変更がされたのか、何もしなくてもまず世帯主が変わりましたとの知らせが届き、同時に世帯主欄が書き替えられた保険証(国保)も届きました。
なんだか、あっという間に存在を消し去られたようで、世帯主が自分になった保険証を見てちょっとショックを受けたのでした。
それから連絡があって、児童手当を受取る人間の変更手続きなどの書類も届きました。
ちなみにちょうど直後に児童手当の受取があったのですが、それは子供名義の口座に振り込みますとのことでした。
お年玉用に作ってあまり使っていなかった子供のゆうちょの口座が役に立ちました。
その後、私が扶養者ということで児童手当の手続きを終えて私の口座に振り込まれるようになりました。
早めにやった方がいい手続き
まずは住宅ローンなどのローンの手続きを早めにやった方がいいと思います。
我が家は月初にローンの引き落としがあるのですが、夫が亡くなった月の月末に住宅ローンを組んだ銀行にその旨を話すと、その時点でローンの引き落としが止まり、団信の手続きに入ったので、翌月の引き落としはありませんでした。
しばらくしてから手続きとなると、それまでに払った分は戻りません。
ただ、一つそのローンを組んだ銀行の口座はすべて凍結されます。
実は我が家では、私名義の口座は主に私の給料を全部貯金して我が家の貯金口座として使っていて、名義は私なのに夫が管理していました。
そして、夫の口座は生活費の引き落としや住宅ローンの引き落としの口座として、夫の給料を使って生活するために、私が管理していたんです。
急でしたし、葬儀などで忙しい状況でしたが、こういうお金のことに人一倍シビアだった夫でしたから、私も月末や月初の引き落としのお金を口座に入れておかなくては!と思い、毎月引き落とされるであろう金額を口座に入金した直後の凍結でした。
凍結・・・あら?それは引き落としもされないということですか?と聞いてみましたが、もちろん凍結されているのですから、引き落としがされません。
そこで、光熱費やクレジットカード、その他諸々のところに口座が凍結されているために引き落としができませんとの連絡をするはめに・・・
落ち着いて悲しみに暮れたいのですよ、私は。
しかし、一か所に電話すれば数十分の会話が必要で、これでどっと疲れました。
その他はゆっくりやっても大丈夫
その他、葬祭費の申請や保険の手続き、携帯の解約、などはのんびりやって問題ありませんでした。
そして、遺族年金などの手続きは、急がなくても遡って支払われます。
ただ、そのお金がないと生活に支障があるという場合は、なるべく早く申請した方がいいです。
申請してから支払われるまでに結構な日数がかかります。
本当に、忙しくしていると心が疲れてきます。
子供もいますから昼間から一人で泣いていることができません。
夜になっても眠いれないです。一睡もせずに朝を迎えることもたくさんありました。
なるべく動こうといろいろと頑張ってやりすぎたこともありますが、しばらく半年くらいに渡って、子供も私も頻繁に体調を崩していました。
子供と、笑顔で話して学校や習い事にも行かせて、普通通りに過ごしていましたが、そこに無理があって心じゃなくて体に症状が出たのかもしれませんね。
無理をしないことが一番だと思います。