ケーキ作りと算数
週末、スポーツで忙しかった息子ですが、数日前からケーキを作りたいと言っておりました。
理由はこの本。
いろいろな絵本に出てくるごはんやお菓子が実際に作れるレシピ本です。
これを学校の図書室で借りてきた長男。
どうしてもこの「木いちごのケーキ」が作りたいのだとか。
小さい頃にこのケーキが出てくる絵本も読んだことがあって、木いちご美味しそう!とよく言っていたので、長男にとっては夢だったのでしょうね。
コストコでラズベリーを買ってきました
これだけの生のラズベリーを近くでは見つけることができなかったので、先日コストコへ行ったときにラズベリーを買ってきました。
息子たち、フルーツが大好きでフルーツならいくらでも食べられる!というくらいなのですが、なかでもベリー系が大好き。
ブルーベリーやラズベリー、ブラックベリーなどにも目がないんです。
でもコストコで買ったブルーベリーやラズベリーは、量が多いので新鮮なうちに食べるために急いでヨーグルトなどとたっぷり毎日食べることになります。
お菓子作りは分量が大事
お料理は目分量で適当にやりますが、お菓子作りはそうはいかないんですよね。
きちんと分量を量って作ります。
もちろん、分量を量るのも長男。
次男も横で手伝います。
ボールに入れて、お砂糖や薄力粉の分量を、スケールに乗せて量ります。
バターを箱から出して、20グラムを取ろうとして、だいたいどのくらい?という長男。
箱にバターは1つで200グラムだよ、と言うと10分の1だから、このくらいの大きさかな?と予想をつけて量ったり、大匙1って15mlなんだね、じゃ水50mlっていうのは大匙3と小匙1で測っても同じだよね、とか、なんとなく数字を考えています。
聞かれたら教えるようにして、ほぼ見ているだけですが、兄弟で計算したり、話したりしながら作っていて、ケーキを作るのも算数の勉強になるかもしれないなと思いました。
なんとか二人でデコレーションもしていました。
コストコの大きなパックのラズベリーをほぼ全部使って作った「木いちごのケーキ」
ちなみに夕食前にスポンジケーキが焼き上がり、冷ましている間に夕食。
食後にデコレーションして、食後のデザートになりました。
誰かの誕生日でもないのに、18センチのデコレーションケーキができちゃって二人とも「お誕生日みたい!!」と大喜びでした。
切り分けるときにも、どう切るかで子供たち盛り上がってました。
六等分にして今日一切れで、明日のおやつに一切れ食べようと息子たちが言ってましたが、食後だからママはそんなに食べられないよ~八分の一くらいでいいよ、と言ってみました。
半分にしたケーキに少し印をつけて八分の一になるように切ったものを私にくれた後、たくさん食べたい息子たちは、その残りを二人で分けると言い出しました。
切りながら、これはいった何分の一になるのか?と話し始めました。
ケーキの二分の一は明日食べる。
ママの分(八分の一)を取ったから、残りは八分の三。
八分の三を2で割ったら何になるのか?
4年生と2年生の息子たちは、まだ分数の割り算を習っていないので、子供なりに考えたようです。
あーでもないこーでもないと話して、一応、八分の一と十六分の一を足したもの、というところまでは結論が出たようです。
ケーキ作りは、次男が50mlって何グラム?とか、スケールを使った遊びをしていたり、材料を測ったり、ケーキを分けるために分数を考えたり、息子たちにとっていろいろとお勉強になったところもあるんじゃないかなと思います。
クリスマスケーキは私が作りたいのに、二人で作ろう~!なんて盛り上がってます。