好きなことを伸ばすか苦手なことを克服するか
子供に習い事をさせるときに、子供が好きなことをさせて伸ばすのか、苦手なことを克服させてあげて好きになってもらいたいと思って始めるのか・・・
迷ったことありませんか。
初めての子育てだったので
私は、幼稚園に入れたばかりの長男に習い事をさせるときに、のんびりした性格で運動があまり好きじゃないことが気になり、スポーツクラブに入れました。
幼稚園で行う習い事にはいくつかあって、本当は子供はアトリエ教室という絵を描いたり工作をしたりする教室に興味を持っていた長男。
でも、絵は家でもよく描いていたし工作も好きで、家ではいろいろなものを作っていました。
そして、私の母が絵をやっているので、実家に行くと絵具やパステルなどを使って普段描かないような大きな画用紙に絵を描かせてもらったりしていたので、何も教室へ行くことはないなと思ったのです。
初めての子育てだったので、男の子なら運動が苦手だと後々苦労するんじゃないかしら?とか、基本的なマット運動や鉄棒、跳び箱などできないことで劣等感持ってもらいたくないなぁと思って始めたスポーツクラブ。
結果、小学校へ入る前にやったことでしたが、体も柔らかくなったし跳び箱を飛ぶことや逆立ちするとか、そういうことはできるようにはなりました。
でも、実は毎週スポーツクラブの日は行きたくない、やめたいと言ってました。
だけど始めたものをすぐ辞めてしまうのは良くないかなと、卒園するまではと褒めたり励ましたりしながらのやっとやっとの日々でした。
もしもあの時スポーツじゃなくて絵を習っていたらどうだったのか。
得意なことがより得意になって絵画展などで入賞したりしたかもしれないけれど、スポーツは苦手で野球をやろうなんて思いもしなかったかもしれない。
結果としてはよかったのか?
親からしたら良かったかなと思ってしまうのだけれど、子供からすると本意じゃないかもしれませんよね。
苦手なことのほうが気になってしまう
来月、漢字検定を受ける予定の息子たち。
算数が得意で算数に比べたら漢字はあまり得意じゃないというので、頑張るきっかけになればと思って一緒に漢検の勉強をして、来月に備えているのですが、落ちてしまったら余計に嫌いになってしまうのかも?とちょっと心配です。
得意な算数を伸ばすために算数検定を受けたほうが、息子たちにとっては自信となってやる気につながるのかもしれないなぁ・・・
でもついつい苦手なものが苦手なままであることが、親としては心配になってしまうのです。
子供の気持ちを考えて
私も大人になってしまって、子供の気持ちも分かるけどこうしたほうがいいなじゃない?と大人目線での考えを押し付けてしまいがち。
受験に対しての気持ちも、ふらふらと固まらない長男にイライラしてしまったりもするのだけれど、ここは長男の選択を尊重してあげたいなとは思います。
でもここにきて、そんな状況を見ていた次男が僕は受験すると言い出して、勉強を頑張ろうかなと、3年生の算数もやりたいと問題集に取り組んだりしているのですが、それを見た長男も刺激を受けているようです。
同じ中学を受けて一緒に行きたいなんて言ってます。
2学年差ですから、行けても1年だけなんですけどね。
2学年差とはいえ年子の二人なので、長男だけが頑張らなくちゃいけないという状況になると長男は挫けるんですよね。
ここは次男にも頑張ってもらって、二人で切磋琢磨してもらえたらいいなと思います。