将来の夢について思うこと その1
ふと。
何でこんな風に毎日宿題追われて、必死で勉強しているんだっけ?
と、受験生の親が考えてはいけないことを考え出したのは、たぶん、この時熱があったからなのかも…
辛くても頑張るのは目標があるから
この三連休のような猛暑でも、野球で汗だくになるまで試合や練習を頑張ってたのは、みんなで勝つことを目標にしてるから。
オリンピックに出るようなすごい人たちも、子供の頃から欠かさずに毎日練習を続けていたと思います。
それがいくら好きな道に進んでいるからとはいえ、周りの子たちが遊んでいて、そこに入ることも出来なかったり、色々と我慢することも多いはずです。
疲れて辛くて。結果が出なくて泣きたくなることもたくさんあるでしょう。
それでも、じぶんが突き詰めたいと思える情熱があって、それに没頭できるだけの強い気持ちがあるから、続けているんだろうな、と思います。
私もここではあまり書いたことはありませんが、子供の頃、そんな没頭できるものがありました。
私の場合、それは音楽で、小学生の頃はピアノを中心に音楽の練習と習い事で毎日がまわっていた感じです。
長男と同じ6年生の頃は、習い事がなければ、平日でも1日5時間は練習していました。
もちろん、ゲームもやったことがなかったし、お友達と遊んだりすることも稀でした。
ピアノだけで週に2回はレッスンがあったし、それ以外のレッスンもあり、忙しかったこともありました。
もちろん。人間だし、子供だったし、サボってしまおうということも少しはあったし、乗らない日もありました。
それでも、好きだから、夢があるから、頑張っていたと思うんです。
中学受験はどうなのか
それでは、今、息子たちが頑張っている塾の勉強はどうなのか。
目標であることには変わらないけれど、成功して合格したところで、それは行きたい中学校に入る権利を得たというだけのこと。
そこで何をして将来何をしたいのかが、夢であり、目標です。
だから、中学受験を乗り越えることは、夢を叶えるんじゃなくて、夢に向かうための、通過点でしかないんですよね。
大事なのは夢や没頭できる何か
大好きなものを我慢して、没頭できるような好きなものを諦めて、勉強だけをする日々を送っていたら、本当に自分が好きなものが何なのかわからなくなっちゃったりしないかなと心配になります。
昔から、自分探し、みたいなテーマの映画が嫌いだった私。
旅行したり、習い事したり、そんなことで自分探しになんてなってるのかな?と思ってしまうんですよね。
私は小さい頃から、音楽に没頭していたと思うし、息子たちの父親である夫も、小さい頃から大好きでその知識だけは誰にも負けないというものを持っていて、大人になってそれに関する職業についていました。
息子たちにも、自分が没頭できる何かを続けてそれを将来につなげてほしいなと思います。
エリートも素晴らしいのだけれど
今の職場は、かなりの有名な大学や大学院を出た方が多くいる部署です。
仕事内容を見ても凄いなぁと思うことはたくさんありますが、会社という場で感じるのは、、学歴よりも、その人の人間性やコミュニケーション力の方が大事なんだなということなのです。
同じことでも、話し方や伝え方、どうアピールするかで結果は変わりますよね。
そして、そういうものってお勉強の成績とは比例しない部分もあると思います。
友達とも遊ばずスポーツもせず、勉強ばかりで小学生から大学卒業まで生きていたような人に、魅力が感じられないというのもあるかも。
知識として、野球の歴史やルールや選手の名前を知っていることより、汗流してチームメイトと走ったりキャッチボールした経験持っている子の方が、人間同士の付き合いの中では、魅力ある人間になれる気がするんですよね。
もちろん、今の職場に入ろうとしたら、それなりの学歴や知識がないと無理だし、それなりの大学を出ている必要があるわけです。
だからこそ、今の息子たちには、スタートラインに立ってもらうために勉強を頑張ってもらおうと思ってるわけです。
だけど、全てを投げうって楽しいことをすべて我慢して、自分をなくしてしまうほどにまで勉強ばかりする必要はないかなと思います。
バランスが難しいところですが、好きなものを諦めずにいられる方が大事かなと思うので、いっぱい勉強してほしいですが、勉強が100パーセントである必要はないというのが私の考えです。
将来の夢について書いていたら、なんだか長くなってしまったので、また続きは明日にでも書こうかなと思います。