ぬか漬けと理科の実験
4月の初めから、始めたもの。
ぬか漬けです。
ぬか漬けを始めたきっかけ
実は、ぬか漬けは、この歳になって初めてチャレンジしたんです。
実家の母が漬けていかのはよく食べていたし、義母の作るぬか漬けもとても美味しくて…
でも、好きだけど、わざわざ自分で作るほどでは…と思ってたのです。
毎日かきまぜたり、きちんと保つのが難しいんだろうなと思うと、なかなか踏み出せなかったのです。
そんな私が、ぬか漬けを始めようと思ったきっかけは・・・
息子たちでした。
まず。
ぬか漬けの前に、ぬか。
我が家では、新米の時期になると、義実家がまとめて新潟の美味しいお米を玄米で大量に購入しているものを頂いていて、30キロの大きな袋に入っている玄米を半月分ずつくらい食べる分を別の袋に入れて、精米ができるところを探して精米しに行っていたのです。
ところが、仕事も忙しくて、自転車移動が主流の私に精米がとってもストレスに感じてきました。
10キロとかまとめて精米してしまってもいいけれど、美味しいのは精米したての状態。
せっかく美味しいお米を頂いてるのだから美味しく食べたい、でも、時間がない・・・
と、悩み、以前から欲しいと思ってたこれ。
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家庭用の精米機。
これを買ってしまいました。
5合までの食べる分のお米を精米して、すぐに炊くと、やはり精米したて炊き立てで食べるご飯はとっても美味しいのです。
本当に買ってよかった一品です。
精米すると、当たり前ですが、ぬか、が出ます。
子供たちは、玄米が精米されてぬかが出来たことに、すごく興味を持ち、これって何かに利用できないの?と言い始めました。
昔の人の知恵では、お掃除だったりいろいろと使い道があるのでしょうが、私が最初に思いついて口にしたのが、
ぬか漬け・・・?
すると、子供たちがぬか漬けをしたい!!!と盛り上がり、いろいろ調べながら、いちから生糠を使ってのぬか漬けを始めることになりました。
ぬか漬けは実験?
ぬか漬けは、浅漬けなどのようにただ塩で水分を抜いて漬けるのではなくて、ぬか床に乳酸菌が生まれる、というあたりに息子たちはとても興味を持ったようです。
糠に塩と水を足しただけなのに、捨て漬けをする野菜を入れることで乳酸菌が生まれるわけです。
毎日、実験のように状態を確かめるかのように掻き混ぜたり、乳酸菌が発生するのなら、酸が発生しているわけだから、とph試験紙でどの程度酸性になっているのかを調べたり、糠を顕微鏡で見てみたり、という状態です。
まだ顕微鏡では乳酸菌は確認できていないようですが・・・
1か月が経ち・・・美味しくなってきました。
ぬか床を始めて1か月。
2週間を過ぎたくらいから、少しずつキュウリなどを漬けてみていますが、1か月になる最近は、だいぶ美味しくなってきました。
もともとキュウリが大好きなので、キュウリは毎回。
次に好きなのが人参。
ミョウガや、パプリカなども漬けてみましたが美味しい!!
もともと野菜好きな息子たちですが、ぬか漬けが美味しくて、毎回少しずつ漬けていますが、あっという間に売り切れます。
これから、夏になると管理がさらに難しくなるのかな。
仕事もあるので、うまく冷蔵庫へ入れたりしながら管理できるように、無印のホーロー容器でこじんまりと作っているので、なんとか乗り切ってみたいと思います。
糠床を掻き混ぜたあと、手がとってもしっとりして肌がきれいになる気がして、私としては、その辺りもお気に入りだったりします。