自己肯定感と志望校
いつも手が届きそうで届かない、1歩先を行く同級生がいます。
精神年齢も、常に何歳分か上で、小学校低学年の頃から大人っぽいなぁと感じる子です。
長男より、もちろん成績も一歩(いやもっとか・・・?)上を行く彼が、長男が志望校として考える学校を目指すかも?と話してた、というのです。
志望校の考え方
長男は、テストで偏差値が出て、志望校判定されて合格圏に入る学校、その少し上、など数字を参考にある程度学校を決め、ネットで情報など見た上で、行きたいという学校を志望校、と呼んでいます。
(実際、まだ見に行けていないし、まだ今の時点の偏差値で決められませんが・・・)
同級生のその彼は、持ち偏差値よりも下の学校へ行きなさい、という親の方針だということでした。
きっと、彼がその志望校へ入学すれば、トップに近い感じになると思います。
長男が今くらいの偏差値でその学校へ入ったら、きっと学校の真ん中くらいの平均的な成績になるでしょう。
難関校、トップ校を目指し、なんとかそこに合格するために今はまだ届かない成績であっても、挑戦して成績をあげ、合格をつかみ取る、というパターンと、余裕をもって合格でき、入学後もトップでいられる学校を選ぶのか・・・
どちらが正解なんでしょう・・・
自己肯定感
同級生の彼と、長男、もし同じ学校に入れたら、きっとトップクラスの彼と、クラスで真ん中くらいの成績の長男、どちらが自己肯定感が高くなるのか?と考えると、彼のように余裕を持った学校を選ぶ方が幸せなのか・・・
難関校に合格できても、やっと滑り込んだくらいの子は、入学後、いわゆる深海魚なんて言われてしまうことになるかもしれない、そうなったら、きっと自己肯定感はとても低くなりそうです。
ならば、持ち偏差値より低い学校へ行くべきなのか?
実は私自身、高校入試の際、持ち偏差値より8~9下の学校へ行きました。
なので、入学したときには、学年の実力テストでは1位2位が取れていました。
しかし、3年間で、あまりにも高校生活を楽しみすぎて、徐々に周りに馴染み、
違和感のない成績(笑)に落ち着いてしまった・・・という経験があるのです。
けっきょく、上位で入学した後も淡々と上位をキープするのか、楽しくて遊んで、上位だし・・・と安心しすぎて、どんどん周りに馴染んでしまうタイプなど、人によって性格の差があるので、選び方は変わりますよね。
きっと長男は私と同じタイプなのでは、と推測しています。
なので、最初は平均以下でも、周りがみんな頑張っていたら、慌てて俺もやらなくちゃ~ってうまい具合に流されてくれるんじゃないかと期待しています。
先日のテストの結果が返却されましたが、正直あまり満足できない結果でした。
しかし、数学だけは偏差値70に届くという良い成績。
なのに、国語でがっつり落として3教科5教科ともに、とんでもない成績になってしまいました。
社会も60台後半取れていますが、漢字のミスやおっちょこちょいアリ。
英語も、ミスが多くて点数を落としていました。
まぁ、いろいろ言いたいことはありましたが、良かったところを褒めました。
できないことをたくさん言われるよりも、できることを褒められた方がよいかなと。
今回よかったのは、数学でケアレスミスがほぼなかったこと。
(1問だけありました。)
それ以外はよくできていました。
以前のテストでも、たぶん、これもこれも理解はできている、ただケアレスミスしただけ、っていうのがいくつもあって、そこさえクリアできれば・・・と思っていたので、ここはたくさん褒めました。
ぜひ、今回だけってことのないようにお願いしますよ。