子供の自立とどこまで手を出すかを考える
正直に言うと、たぶん私は手を出し過ぎなんだと思います。
だからこそ、息子たちは言わないとできない、自立できていないんだと思うのです。
もう!なんで言わないと分からないのよ!!ってなんでも指令を出しちゃうから、自分で考えて動ける人間になれていないんですよね。
言わずにはいられない自分に気づいてはっとした
1学期に授業参観があり、次男の授業を見ていたときのことです。
4~5人ずつのグループに分かれてグループを作り、カードを使ってグループ全員で考えて課題をこなすというお題が与えられていました。
目の前の息子のグループは、全員でやるということを聞き逃しているのか、ひとりずつ取り組みながら、お互いにカードを交換してみたり取り合いになったり・・・
周りは着々とみんなで考えてこなしています。
一人ずつでやるんじゃないよ!
グループの皆でやるんだよ!
ほら、カードが机の下に落ちてるよ!
などなど、言いたいことがありすぎて、うずうずしてしまいました。
その中の子のお母さんも隣にいましたが、分かってないねぇ・・・って笑ってみてます。
でも声はかけないんですよね。
グループでやってるから、ワイワイガヤガヤしていて、声くらいかけてもよさそうなのだけれど、周りを見習って、必死に何も言わずに我慢、我慢・・・
制限時間残りわずかで、やっと気づいて動き始め、終わり!!と先生が言った時にはちゃんと完成してました。
もちろん、100点のできじゃないんですが、きちんと自分たちで気づいて、工夫して協力してできるんですよね。
そういう子供のできる力を信じていないから、ほら、こうしたほうがいいんじゃない?こうすれば?とついつい介入してしまうんです。
もっと信じて任せるべきなのは分かっているけれど
でも、片付けをちゃんとするとか、計画的に宿題をするとか、言わずに我慢してたら家の中が汚くなって、ものすごいストレスをかかえるか、もしくは耐え切れずに私が勝手に片付けてしまうんだろうな。
どのくらい注意を促し、どのくらい従わせるのか・・・
でも、優しくだまって見守る母と、厳しい父、という両面があるから成り立つこともあるんではないのかな。
私の場合、母親役と父親役の一人二役をしないといけないわけなので、そのへんの立ち位置もちょっと単純じゃないなと思うんです。
同じシングルマザーでも、一緒に住んでいなくても子供にとって父親といつでも会える状態の方はまた違うと思いますが、さまざまな事情で会えない場合は、母親が父親を兼ねて育てていかなくてはいけないですよね。
夏休みで子供たちが近くにいるから、普段より余計にいろいろ言ってしまうので、夏休みに入ってからすでに日々反省しております。
読書感想文と自由研究
読書感想文に関しては、原稿用紙と本だけ与えてもうんうん唸っているだけで終わりそうなので、かなり手順を踏んでやらせて書き終えることができましたが、ちょっと手を出し過ぎたな、と・・・
自由研究に関してはもう、勝手にやらせようと思っているのですが、とんでもなく非現実的な実験をしようとしていたり、もうつっこみどころが満載で、何も言わないのが難しい・・・
とりあえず方向性は決まって、使う材料があるというので昨日買ってきました。
あぁ、私も自由研究とか張り切るタイプで気合い入ってたので、ついつい手を出してしまいたくなるんだけれど、ここは我慢。
なんとか見守ろうと思います。
この夏休み、なるべくうるさく言わないことを目標としてがんばります!!