男子の興味の育て方
私、妹が一人いて、姉妹で育ち、結婚して母親になって子育てして10年。
男の子を今まで育ててきたわけですが・・・
男の子って面白い!
二人目も男の子だったとき、一人くらい女の子も欲しかったな、と少しは思ったけれど、
今は育てていて、
男子!面白い!!
と思います。
なんなら、もう一人くらい男の子いてもよかったかも。
(叶わないけれどね・・・)
男の子だから活発か?
もっともっと小さい頃、よく言われたのが、
男の子ふたりでたいへんねぇ・・・
というお言葉。
正直、生まれてから幼稚園あたりくらいまで、その意味がよく分かりませんでした。
男の子だから、活発で、走り回ったり暴れたりするのが大変でしょう~という意味合いで言われていたと思うのですが。
我が息子たち、超安全主義で、高いところには登らないし、走り回るけれど意外とじっくり座って遊ぶの好きなタイプで、小さいころ暴れて怪我などもほとんどしたことがありませんでした。
歩くのも遅めだったし、歩き始めるまでは、とにかくよく寝る子で寝かしつけもほとんどしたことないくらい。
何がたいへんなのか?
活発な女子は周りにはたくさんいたし、逆によく動き回っていてうらやましいなぁと思うくらいだったのです。
戦隊ものや仮面ライダー〇〇系も、怖いから・・・とあまり見なかったわが子たちの興味はもっぱらトミカやプラレール。
トミカやプラレールのそれぞれの車名や列車名は、全部言えるようになりますよね、男の子って。
ポケモン
もちろん、ゲームはやったことがなかったし、まだアニメも観ていなかった息子たちですが、幼稚園の年中から年長にかけて、ポケモンふりかけが流行った(幼稚園で)ので、ポケモンの名前は誰も教えることもなくても、すべて覚えておりました。
しかも、ふりかけのキャラクターの絵を切り取って、ノートに貼り付けて名前をその下に書くというポケモン図鑑を作ることが流行り、息子たち、ポケモンでカタカナを覚えることができました。
妖怪ウォッチ
たまたまブームに乗って、幼稚園から小学校入学にかけて妖怪ウォッチブームで、メダルを集め、妖怪の名前や〇〇属、だとか進化するとか、ポケモンの時もそうでしたが、よくそんなことまで知ってるな・・・と思うほどにいろいろなことを言えるようになりました。
これ、わが子たちだけでなく、周りの子もみんなものすごい数の妖怪の名前を言えるし、進化したら、とかレベルがいくつで、とか、よくぞそれだけ覚えたな・・・と思えるくらいに知識が豊富になりました。
その記憶力、生かすために
正直、女子だった私にとってそのポケモンや妖怪ウォッチにかかわる情熱は理解しがたい、そして、そこまで記憶できることがすごいなぁと単純に驚いたわけです。
さて、その記憶力はどうやって生かしていこうか。
私はよく知らないのですが、妖怪ウォッチにキャラとして「石田三成」が出てきたらしく・・・
↑
この本を学校の図書室で借りてきたのです。
漫画ですけどね。
これあたりをきっかけに、このシリーズを読むようになりました。
そうなると、今度は、ポケモンや妖怪ウォッチのキャラを覚えたの同じように、戦国武将を覚えるようになってきたんです。
そこで。
オンデマンドを利用して大河ドラマ「真田丸」を親子で観ました。
それとともに、さらに戦国武将にはまる息子たち。
ドラマ観つつ、↑ のような本を何度も読むので、かなり詳しくなり、息子二人がお風呂に入っているときの会話が、
真田昌幸って〇〇だよね。
とか。
徳川と豊臣って・・・
とか。
関ケ原の戦いがあった年に~~~
などなど
ちょっとマニアックなくらいにいろいろな話をしています。
あれだけたくさん覚えていたポケモンが、戦国武将に変わったようです。
元素記号に都道府県
戦国武将以外にも、歴史のさまざまな時代のことにも興味があって、知識はどんどん増えます。
そして、長男は元素記号に興味を覚え、日常の会話に
〇〇と××だと元素番号いくつといくつだから、〇〇の方が重いってことだよね
みたいなことが出てくるようになりました。
私は、高校の時には理系でしたが、物理は得意だったけれど、化学は苦手だったし、分からないことや、忘れちゃったことも多くて、
「へぇ~」としか言えていません・・・・・
都道府県の場所と形、気候や特産物などを覚えたのも、小さいころからのパズルなんかもありましたが、旅行へ行く場所について調べたり、行く場所を決めさせたことで、かなり深く興味をもつことができている気がします。
勉強じゃなければ覚えられる?
お勉強しなさい、とやらせても嫌がるけれど、
興味さえ持てばどんどん覚えるんですよね。
実は、息子たちの中の妖怪ウォッチブームが去り始めたころ、次の興味がベイブレードなんかに向かう感じでした。
今もやってますけどね。
どんな種類があって、どんな特徴があって、どれが強くて弱くて、と
また、頭の中にベイブレードの知識がどんどん増えてきてるなと感じた頃、
私は、都道府県の地図を毎日見られるダイニングテーブルやコーヒーテーブルの上に置き、オンデマンドを見られるように申し込んで、「真田丸」を全話観るということに興味の方向を少し導いてみたのです。
そこで始まったのが、息子たちが、どこどこの県庁所在地は?
と問題を出し合うようになりました。
遊びとしてやっていたと思いますが、これであっという間に二人とも覚えることができたようです。
ポケモンのときもやってたんですよね。
〇〇っていうポケモンの進化形はなーんだ!
って問題を出し合っていました。
そして、毎日のように家族で「真田丸」を観ることになって、面白い!とまた歴史漫画読み返しながら人や出来事を覚え・・・
男子は好きなことなら、どんどん覚えられるんですよね。
そして、勝手にどんどん覚えます。
そして、その知識っていつかどこかで役に立つんじゃないかなと思うのです。
要は、「興味」なんですよね。