突然シングルマザーになった私と我が家の楽しい毎日

子供二人シングルマザー急に考えなきゃいけなくなったお金のこと子育てのこと

国語が苦手な子の中学受験

我が家の息子たち、国語が苦手でした。

でも、二人のタイプ、実は全然違っていました。

読み聞かせ

読書好きになるきっかけにと絵本の読み聞かせをしていたのですが…

思えば、小さい頃の読み聞かせが少なめだったかも。

なぜかというと、まず、寝る前に読み聞かせようとすると、すぐに寝てしまうから(笑)

寝つきが良く、寝かしつけなどほとんどしたことのない兄弟で、親としては楽だったけれど、読み聞かせしたかったんです、寝る前にベッドで。

私が小さい頃、毎回、読み聞かせをするというと、5〜6冊以上の本を持ってきて母によんでもらっていましたが、子育てに家事に忙しかった母は、一冊目の途中でウトウト。

その隣で物足りない私は一人で本をめくって楽しみ、幼稚園に入る前には、声を出さずに一人で読書をするようになっていたようです。

息子たちに、昼間、寝るのとは関係ない時間に読めば良かったのでは?
そうなんです。そこは、今ならそう思えます。
しかし、1歳半違いの年子を育てていて、ほぼワンオペ状態の子育てでしたし、私も、仕事量を絞っていたけど、完全に専業主婦ではなく・・・余裕はなく。

でも、その後、わずかな読み聞かせと、図鑑好きで、本を出してきてめくり、絵や写真見ながら字も読んでいました。でも、物語を読むというのが、あまり好きではなかったようです。


なので、物語文が最初の頃壊滅的でした。


2人ともインドア派だった割に(土日は野球やサッカーしてましたが・・・)小学校では、外で遊ぶより断然図書室が好き、という兄弟で、休み時間毎に図書室で本を読むのが好きだったというのです。
家でもよく読んでいましたが、ほぼ学習マンガばかりでした。
でも、絵が全くない本にはなかなか手が伸びず・・・


長男

長男は、それなりに小学校の途中からマンガ以外の本を読んでいました。
スターウォーズ好きだった頃はスターウォーズの小説版を読んだり、ダレン・シャンのシリーズなど。

ダレン・シャン1 奇怪なサーカス

新品価格
¥726から
(2021/2/25 11:37時点)


でも、国語で物語文は苦手。
3月生まれの長男。どうも、主人公の心に寄り添えないのは、まだ頭の中が幼かったからかもしれません。
適性検査型の受験勉強をしていたので、作文にも力を入れていましたが、長男はこれが苦手でして・・・
文章を書いて、直しどころを直すのならばいいのですが、まず、どこから書いていいか分からない、何を書いていいか分からないというところからでした。
例えば、読書感想文などでも、素晴らしい行いをした主人公について書いた時に、
「僕も主人公のように、○○をしたり□□ができるように努力して、人の役に立ちたいと思います」
みたいなこと書いたりしますよね。
こういうのを書くとき、長男の場合、
「でも、こんなことできないかも、無理かも」と考えていたようです。
作文なんだから、○○することができるか、□□ができたか、なんて誰もチェックしていないし、文章ではいくらでも好きに書けるわけですが、そういうところに引っかかるタイプ(笑)
しかし、中学生になったとたん、作文が書けるようになり、国語の成績も良くなりました。


次男

次男も長男と同じような学習マンガ中心に読むような小学生時代でした。
でも、図鑑が好きで、図鑑ならずーっと読んでいられるし、写真や絵だけを眺めているわけでなく、そこで見たことをかなり記憶していました。
その他には、偉人のお話みたいなのが好きで、よく読んでいたと思います。
塾に行ってから、もっと文章を読むといいのでは?と、先生に勧められ、「ニュートン」や「日経サイエンス」などを買ってよく読んでいました。

Newton 2021年3月号

新品価格
¥869から
(2021/2/25 11:38時点)


でも、5年でも相変わらす国語の成績は上がらず。
読んでいたものの性質のせいか、説明文や論説文はそれなりに分かるものの、物語文は苦手。
ここは長男と変わらず、幼さの出ている部分かもしれません。
6年生になっても相変わらず国語は伸びず・・・
合不合などでは、とにかく先に説明文をやること、と決めていました。


しかし、6年の夏から秋以降、なんとなく説明文よりも物語文の方がやりやすい、と言い出すようになってきました。
だんだん、主人公の気持ち、というのが理解できるようになってきたのかもしれません。
勉強の成果というよりは、心が年齢と共に成長した、という結果かもしれません。


そして、過去問を始めてからの冬。
受験校の問題との相性のせいかもしれませんが、なぜか不思議と過去問では国語で点数が取れるように。
最初は、国語の点数を算数や社会でカバーしてと言ってましたが、算数のミスが、国語に救われるようになってきました。


5年と6年の前半でやったのは、文章読解の問題文を要約すること。

長男と違う面として、次男は文章は書こうと思うとよく書けます。
上手に、という意味ではなく、なんでもいいから、どんどん書く、ということはできるんです。
最初、力がない頃に記述をしっかり埋めていて、お!と思ったら、答えと真逆のことを書いていたりすることもありました。
理解していなくてもとりあえず書くことはできるようで、創作でお話を書きましょう、みたいな小学校の授業でも面白いものを書いていました。
長男と違って、行ったこともないところに行ったという日記ですら書けちゃいます(笑)

 

とにかく漢字や語句の知識系を予習シリーズや新演習で詰め込んで、それなりに点が取れるようになっていたのですが、実際に本をたくさん読んで得た語彙力ではないので、たまに
「え?そんな言葉知らないの?日本人だよね?」みたいなことが起こってました。


最終的には、記述の多い受験校の国語でも、なんとか記述は全て書けるというところまでたどり着き、中学受験という意味ではなんとかなった、という感じでしたが、これから中学高校の間に本当の語彙力を手に入れて欲しいと思います。

長くなりましたが、国語が苦手な子は、まだ精神年齢が追いついていない、ということもあるのかな、というお話でした。

 

 


で、次男と話して、受験が終わったら、とにかく本をたくさん読もうと話していました。

しかし、選んだのは三国志

マンガ 三国志? 劉備と諸葛孔明

新品価格
¥1,080から
(2021/2/24 12:48時点)

結局漫画。

以前、学研の三国志シリーズ読んでいるので、三国志は、二つ目。

徐々に、大人っぽいものも読めるように、と思いますが、ま、好きなものを読むのもいいのかも。

 

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験 2021年度(本人・親)へ
にほんブログ村


年子ランキング