得意なことを伸ばすこと
長男が幼稚園に入園し、年中に進学したころ、幼稚園にも慣れたし、放課後の園内の習い事を検討し、スポーツクラブに入会しました。
苦手をなくす
なぜスポーツクラブにしたのか？というと、男の子でスポーツが不得意だと苦労するかな？と思ってしまったからなのです。
のんびりした性格だし、走り回るより、じっと座ってレゴやカプラをやったり、絵を描いたり本を読んだりすることが好きだった長男。
成長したあとに、こうすればよかった・・・と思うことは、好きなことをやらせることで、得意なことを伸ばせばよかったな、ということです。
例えば、幼稚園のときなら、アートの教室に通って、得意な絵や工作をもっとやらせてあげればよかったなと思います。
ところが、その頃の私は、男の子でなのに（なのに、って変ですよね・・・）運動が苦手だと小学校で嫌な思いをしちゃうかな？と思っていたわけです。
たまたまスポーツクラブに入会する子が多くて、長男もお友達がやるから僕もやりたい、と言っていたので、一応、本人の意思であって、無理矢理始めたわけありません。
飛び箱を飛んだり、マット運動で逆立ちや側転をやったり、夏にはプールの特訓、冬にはスキーなど。
夏の数日間続けてのプールの特訓で、ちゃんと泳げるようになったのは、とても良かったなと思います。
でも、身体能力の高い子って、もう遺伝なのか、4歳5歳でも、ぐんぐんできるようになる子と、なかなかできなくて苦労する子と、はっきりと分かれてくるんですよね。
長男はできなくて苦労するタイプ。
年長の途中くらいからは、自分が上手にできないことで、行きたくない、やめたい、と言いだしたのですが、そこは難しいところで、一度始めたのだから、ちゃんと最後までやろうって言って、卒園まで続けたんです。
最後まで、もう辞めるって言い続けていたんですけどね。
小学生のころの野球も、好きだから、と本人の希望で始めましたが、やはり、できないできない、と言われると嫌になりますよね・・・
友達に恵まれて、その楽しさもあって6年間続けましたが、もう辞めようかなは、何度もありました。
続けてやりきることの大切さと、すぱっと潔く辞めて方向転換すること、どちらを優先するかは習い事での悩みですよね。
長男の得意なこと
今の長男が得意なこと、それはPCに関連することで、プログラミングだったり、PC本体を分解したり、組み直したり、改造したり・・・
OSを変えたり、いろいろカスタマイズしてみたり。
受験生だから、もう、ほどほどにしてよ～って思うのですが、誰からも習わずに興味の趣くままに、調べて本を読んで、WEBサイトやYoutubeで学んで、すっかり自信を持っていろいろなことをやっている姿を見ると、こういう得意なことを中心に好きなだけやって伸ばしていけばいいんだろうなと感じます。
こういう関連のことであれば、WEBサイトやYoutubeが英語で書かれていたり話していたりしているものも、ちゃんと英語で理解してやってみたりしていて、英語力なんかもつくのかもしれないなと思います。
それでも、やはり、塾の宿題に追われていたりすると、塾の宿題が終わってからにしなさいね、まだ終わっていないなら早く宿題を！と言ってしまうんですよね。
でも、塾を辞めると決めてから、もう、ここ数日は好きにさせています。
ただいま期末テスト直前・・・テスト勉強、ちゃんとやっているのか心配です。
でも、言わずに放っておきます。
内申点だとかで大切な時期であるのはもちろんなのですが、点数を見れば、自分が自分に甘すぎるって感じるかもしれないし、何かしら自分で感じた上で本人の対策を考えられたらいいと思います。
長男が受験しようとしている学校は、自主性を重んじているし、文武両道で、勉強のみではない、部活や他のことと勉強とどちらもめいっぱい頑張るぞ！っていう雰囲気の学校です。
なので、そういう環境の中で自分のやり方を作り上げていけばいいなと思います。
そして、自分の好きなことも、思う存分にやってほしいです。
今しかできないこと
私自身、最近、よく思うのです。
5年前のこと、10年前のこと、たとえば、夫がいなくなってしまった直後、これからの人生について考えたときも、すでに40代、今更、何ができるというのか・・・と思っていました。
でも、今現在、あのころにあれをやっておけば良かったな・・・と思ってしまうんです。
以前、仕事でも、もう今更これは遅すぎるかも？とやらなかったら、後で後悔したことがあります。
仕事面でも、年齢を理由にしたり、時間がないとか環境が、とか、やれないと思っていることあります。
5年後、今の私を5年後に振り返って、あの時ならできたはずなのに、って思うくらいなら、無理かもしれないけど、今やりたいことは、今やっておくってことが大事なのかなと思います。
息子たち、まだ中学生だなんて羨ましいくらい。これからなんだってできるでしょう。
それを応援していこうと思います。
